スラックスを永く、美しく穿くためのポイント☝
【ご家庭でスラックスをお洗濯する方法と注意点】
夏本番、毎日暑い日が続いております!昔に比べて、この数年本当に気温が高くお出かけするのも悩んでしまいます・・・。
数年前は、お盆が明けるとそろそろ気温も落ち着き涼しくなってくる頃でしたが、今年は9月に入っても平年より高めの暑さが続く見込みとの事で、この暑さはまだまだ続きます!
今の季節は、少し外出しただけで、着用している衣服もアッと言う間に汗だくに・・・。

スラックスやパンツはウエスト部分など特に汗をかきます💦そんな汗をたっぷりかいたスラックスも、ご家庭で簡単に洗濯できたほうが衛生的で経済的です!
また、夏の季節はお洗濯しても乾くのも早く、帰宅後に洗濯をしても翌朝には穿いて頂けますので、最近ではご家庭でお洗濯される方も増えてきております。
また、正しくお手入れする事で清潔さだけでなく、生地、風合いなども長く保つことができ、スラックスを長持ちさせる秘訣にもなりますよ。
今回は、ご家庭でお洗濯して頂くときのポイントと、以外に知られていない夏場に多い「変色」の原因についてご紹介いたします!
まず最初に洗濯表示を確認☝

※ご自宅で洗濯が可能なスラックスは、出来ればご自宅で洗濯することをおススメ致します。
①洗濯の前に、スラックスや大事な衣服を守る準備を!
①スラックスは出来るだけ単体で洗いましょう。他のものと一緒に洗う場合、お互いがこすれ合い表面に摩擦がおき、毛羽立ちが発生したり生地が傷みやすくなります。
②スラックスは裏返してファスナーを閉じ、スラックスを二つ折り、または四つ折りでネットにピッタリ収まるように入れてください。ネットが大きすぎると中で衣服が動き生地の摩擦が発生します💦(ネットが無い場合でもスラックスを裏返し、なるべく弱水流でお洗濯をお願い致します。)
②洗剤の選び方と洗濯機での洗濯方法
①洗濯コースはおしゃれ着洗いかドライコース、弱水流コースがオススメです。
②洗剤はスラックスの素材に合う中性洗剤をご使用ください。(エマールやアクロンなど) ph値6~8で繊維へのダメージや収縮が極めて少なく、スラックスの風合いを守ります。一般の洗剤であるアルカリ洗剤は、洗浄力が高いため生地にダメージを与えやすく、繊維が硬化したり縮みや色落ちの原因にもなりやすくなりますのでお気を付けください!また、人間の肌は弱酸性のため中性洗剤はphが低くお肌に優しい洗剤です。
③蛍光漂白剤入りの洗剤は使用しないでください⚠
④ウールや綿など縮みが気になる素材は柔軟剤をご使用ください。(摩擦が起きにくい、乾燥時に収縮しにくいなどの効果があります)
③手洗いでの洗濯方法
①手洗いの場合は、洗面ボウル等に30℃以下の水と中性洗剤を溶かし、畳んだスラックスや衣服を浸し、上から優しく20回~30回押し洗いしてください。(※もみ洗いはNG⚠)
④脱水(☆最重要ポイント)
①洗い上がりは、軽くたたいてタオルで水分を取っていただくか、脱水機を使用される場合は、形を整え30秒~1分以内程度まわしてください。長い時間脱水にかけるとシワや型崩れの原因になります。また、水分を含んだ状態で干すと、生地の重みでシワが伸びやすくなります。

⑤スラックス(パンツ)の干し方
スラックスを干すとき基本的にはウエスト部分を上にして形を整えてからハンガーにかけ、折り目がついている場合は折り目に合わせて日陰で干してください。
特に綿などは変色の恐れもあり、生地にダメージを与える場合がありますので、直射日光には当たらないよう、風通しの良い日陰で吊り干ししてください。

※注①:クリップ跡が残りそうな素材は、クリップを挟む箇所に布などを当ててください。
※注②:室内干しは風を味方に!スラックスだけでなく、他の衣類も室内干しをされる場合は、下から扇風機などを使用すると乾燥時間を短縮し生乾き臭の発生を抑えやすくなります!除湿器とプラスで使用すればさらに効果的です!
生乾き臭は、洗濯物が長時間湿った状態にあることで微生物が増殖し発生しやすくなります。そのため「いかに早く乾かすか」が重要です!
⑥アイロンのかけ方
ポリエステル素材や綿など水洗い可能なものに関しては、アイロンはかけなくても良い事もありますが、手洗いの際やしわが気になる時にはアイロンは必要となります。
①アイロンをかける前に、取り扱い表示を確認し適切な温度であて布をしアイロンがけを行ってください。基本的には140℃~160℃の温度が基本です。軽く引っ張ってしわを伸ばし、押さえるようにしてあてるのがコツです☝

※注①:ポリエステルやナイロンなど熱に弱いものは、高温でアイロンをかけると生地表面にテカリが出ますので必ずあて布をご使用ください!
※注②:コーデュロイやベルベットなど冬素材の毛足の長い商品は、アイロンをかけると生地がつぶれてしまいますので、アイロンは裏から掛けスチームを当ててください。
※注③:紺や黒などの濃色はコテ光(テカリ)が出やすいので、スチームを多めにし完全に生地を乾燥させないようにしアイロンがけを行ってください。
②難しい腰回りは、バスタオルなどを丸めて中に入れ仕上げてください。
③折り目をつける場合、後ろはヒップのところまで、前はタックの位置までかけます。折り目が消えてしまい解らない場合は、内側の縫い目と外側の縫い目を合わせ、その状態でアイロンをかけ折り目を付けてください。
④膝が出ている場合、膝の内側からスチームをたっぷりかけ、表からアイロンで押さえます。
⑤アイロンがけの後は、ハンガーにかけて日陰でお願いします。
アイロンのポイントは、『当て布』『スチーム』『押さえつけない』この3つです!ウールなどの天然繊維は水分を含ませる事で膨らみ、シワが自然に復元します。また、ウール、化繊ともに直接アイロンを当てると熱と圧力で繊維が押し潰され永久的なテカリの原因になりますので、当て布が無い場合は、綿のハンカチなどでも大丈夫ですので必ず間に挟んで頂く事をおススメします!

⑦スラックスの変色について
夏の季節になると、変色によるクレームも多くなります。その原因もご紹介します。
汗をかいたスラックス、そのままにしていませんか??
汗には、思っている以上にさまざまな成分が含まれています。水分や塩分だけでなく、皮脂や体内から排出されるさまざまな成分が含まれています。また、サプリメントやビタミン剤などによっては、成分の一部が汗などを通じて排出される事もあります。特にビタミンB2などは、黄色い色をもつため汗に含まれる成分として衣類に付着されるケースなどがあります。
こうした成分がスラックスの生地に残ったまま時間が経つと、素材や染料との関係、また紫外線が当たる事によって黄ばみ、色ムラ、変色の原因になる場合があります☝
『乾いたから大丈夫』と思っていても、汗の成分はスラックスへ付着しています。なので汗をかいた日は出来るだけ早く適切なお手入れをして、衣服に汗や汚れを残さないことが大切です。
『汗をかいたら、できるだけ放置しない』これがスラックスを美しく長く楽しむための大切なポイントです☝
★スラックスの変色に特に注意する箇所
①太腿部分の変色
汗・皮脂・摩擦などが重なって、太腿前部分などが変色することがございます。
②膝裏の変色
汗がたまりやすい膝裏も要注意
③ウエスト部分の変色
ベルト内側は、汗が直接触れやすい場所になり要注意
④汗+紫外線による変色
汗が残った状態で強い日差しを受けると、染料の変色につながることがあります
⑧パンツに汚れが付いてしまった場合
時間が経つほど落ちにくくなる強敵ですが、適切な手順で処理し綺麗に落としましょう!
■食べ物系の油 ⇒ 食用油・マヨネーズ、ドレッシングなどは、少量であれば食器用洗剤を汚れた個所につけてなじませてから40℃以下のぬるま湯で 洗い流し通常洗濯してください。
■機械関係の油 ⇒ 食器用洗剤+重曹を少量混ぜてペースト状にして10分つけ置きしてから洗ってください。

■皮脂汚れ ⇒ 酸素系漂白剤(オキシクリーンやワイドハイターなど)+付け置き(20~30分)してください。
■口紅 ⇒ 酸素系漂白剤+ぬるま湯でつけ置き(20~30分)
■血液汚れ ⇒ 血液はタンパク質なのでお湯などで固まってしまうので注意です。出来るだけすぐに水で洗い流してください。裏側から水で流すのが効果的です。また、残った汚れは洗い流した後に中性洗剤(エマールやアクロンなど)で洗濯してください。

◎汚れは『早めの対処』がポイント☝
血液も油汚れも、時間が経つほど落としにくくなります。大切なスラックスだからこそ、汚れの種類と素材に合わせて、無理のないお手入れを心がけましょう!素材や汚れの状態によっては、家庭での処理が適さない場合もあります。無理に行わずその際はクリーニング店へのご相談をおススメします。
大切なスラックスを永く、美しく
スラックスは洗濯表示を確認し、優しく洗って正しく干すことで自宅でもきれいな状態を保つことができます。
日頃のお手入れを少し意識するだけで、お気に入りの一着を長く快適に着用できます。
ぜひ今回ご紹介した洗濯方法を参考に、スラックスを長持ちさせるお手入れを実践してみてください。
ちょっとしたお手入れのひと手間が、スラックスの美しいシルエットと心地よさ、穿き心地を守ります。
毎日の暮らしの中で、できる事から少しづつ、大切な1本をこれからも気持ちよく快適に、そして長くご愛用頂けますように・・・
株式会社エミネント エミネントオンラインショップ
エミネントオンラインショップでも、ご家庭でお洗濯して頂ける快適スラックスをたくさんお取り扱いしております!ぜひ下記よりご確認くださいませ!
■ご家庭でお洗濯できるスラックスはコチラより↓





